【アニメ第1話感想】ようこそ最高密度の5分間へ
アニメOZMAFIA!!第1話「ようこそオズ学園へ」
見逃し配信がないと死んでしまう方の領民。最新回より一週遅れて追いかける。
オズカフェ行って飛ぶほど振り切ってしまったテンションがずっと続いている。
原作との違いと、アニメ大変なことになってるぞ…って気持ちと、普通の感想について書きました。
このブログにアニメカテゴリ作れるなんて思いもしなかった。嬉しい。
ゲーム本編のネタバレはありません。
「オズ学園」
オズ学園というパロディはもともと、OZMAFIA!!vita版のアニメイト特典SS小冊子に載っていたもの。(が初出のはず、たぶん) その中だとカラミアさんたちは「生徒」だったので、アニメはそれと別のものなんだろう。
別、なんだろう……か? とアニメ公式サイトのソウのプロフィールを見ながら唱えている。
「オレはソウ。※※※※※※※※だよ」
セリフのモザイクはなんなんだ。期待して良いのか。
このインタビューのある部分がその話なんじゃないかと思うし、まわりのリアクションがSSのカラミアさんのセリフそのまんまでぞわっとした。キャラとリンクしている感。見事に煽られました。よくぞこの部分をインタビューとして載せてくれたなー。感謝。
【ニュース】女性向け恋愛ADV『OZMAFIA!!』原作者・ゆーますさんが感じたTVアニメ版での“原作に近い雰囲気”とは #ozmafia https://t.co/0PJAjq28b6 pic.twitter.com/858KMyWu4M
— アニメイトタイムズ公式_旧アニメイトTV (@animatetimes) July 13, 2016
原作との違い
スカーレットの性格
「地味で人見知りで頭が固くて、要領が悪くて、引くのは貧乏くじばかりの僕」アニメのスカスカはスペックが下がってみえるかもですが、不真面目上司ハーメルン(自分が支えてあげないといけない相手)がいないとあんなもんじゃないかなーと 自身の不出来な部分を努力でカバーするタイプです 第2話、誰の誰に対する救済か、お楽しみにっ >RT
— ゆます@Poni-Pachet (@yumassigoto) July 13, 2016
全然そんなことないかんな!?グリムが「ファミリー」として機能しているのはスカーレットの働きのおかげだからな!とは思うものの、デフォルメされたスカーレットにはこれくらいのだめっぽさがあってもかわいい。ど主人公だ。オズ学園の柱だ。
音楽がすごい
劇伴を担当させて頂きました『OZMAFIA!!』。本日24時よりTOKYO MXにて第二話が放送!ゲームと同じ曲ですが実は全曲リアレンジ+生楽器収録致しましたっ^^素敵なメンバー達のおかげでよりパワーアップしてます♪ #ozmafia
— 丸山公詳(maru) (@maru_lights) July 13, 2016
最初の!ロゴ→タイトルコールのBGMからすでにちょっと違う!劇伴メンバー : 丸山公詳(作編曲/Ag/Key)、奥田友幸(作編曲/Eg)、m@o(cho)、KANAMI(cho)、矢島絵里子(Fl/Rec)、あすな(Vn)、西村奈央(Org)、溝呂木奏(Key/Ag)、大利克哉(Eg)、櫻井陸来(Bs)、坂本暁良(Dr) #ozmafia
— 丸山公詳(maru) (@maru_lights) July 13, 2016
尺の短さに合わせてフレーズがわかりやすく可愛らしくなっている印象。この感じでソウのテーマと、ヘイディが聞けたら良いな、すごい楽しみ。(あと、もしやキャラソンのアレンジとか……ないかな~ないか~)キャラソンの時に本編と同じスタッフで作られていることのありがたさを噛み締めたのが、ここでもこう嬉しいことになるとは。
アニメ=情報過多という感動
普通の感想……の前に、思ったことを言葉にするために何周したかわからないほど頭の中が大変なんだよ!という話。
どういう気持ちで見たら良いのかぐらぐらしてきて、最初は2分が限界だった。4分しかないのに。
それはアニメという形が、こんなにたくさんのことを伝えてくるとは思ってなかったから。
今までのオズマフィアは、ゲームの中に立ち絵があってセリフがあって、その組み合わせで物語を把握するものだった。ドラマCDは音声だけ、頭の中でキャラが動いていた。そのままの頭と心の受け入れ体制でアニメを見てしまったのが間違いだった。
アニメが始まった瞬間、まず絵が動く。キャラクターたちが一秒も満たない間にいろんな表情を見せるし、性格や感情に合わせた動きが画面の中で同時に起こる。ゲームではフーカさんの視点から見えるもの、たいてい目の前の誰か一人を相手にする世界から、オズ学園のカメラはぐっと自由になり、主人公を取り巻く世界のすべてを見せ始める。
そして馴染みのはずの声がしゃべるのは今まで聞いたことのないセリフ。ゲームもキャラソンも何度も繰り返し聞いてきた耳には、同じ声のキャラクターたちが本当に「知らないセリフ」を喋っていることが新鮮。
何をしているんだろう、何を話してるんだろう、何が起きているんだろう。目の前のできごとに追いつこうとすると同時に、あまりのスピードに付いていけない。まばたく間の情報量、感情の量があまりに多すぎる。
しかしながら!この、感動と理解をいくつもの感覚から受け入れなければいけない天国!こんなにもドキドキする心と頭の共同作業!
アニメ化しなければ、この心地は味わえなかった!感動している!
アニメという新しい見方による目まぐるしいオズ世界の再構築の中で、私が「オズマフィア」として認識する要素、半ば心の拠り所にしているものすら少しずつ変化している。キャラクターの存在そのもの、声、音楽。それに気付いていくことで、「これが新しいオズマフィアなんだ」と、ふわふわした興奮がひとつひとつ諭される。
たった5分、実質4分のアニメを咀嚼するのに、どれだけ時間がかかるんだろう。オズマフィア史上最高密度の4分と、どう付き合っていけば満足できるんだろう。これが毎週、3ヶ月も続いたら、どうなってしまうんだろう。
アニメといってもどたばたコメディだしな〜と、普段ののんびり展開でぬるま湯に浸かっていた身体に鞭打って挑まなければいけない。覚悟が甘かった。
今までのオズマフィアを見て蓄積されてきた私の頭の中の「カラミアさん」たちと、どこか違う「カラミア先生」たち。たぶん、まだアニメというものに圧倒されていてわからないその「違い」を、もっと感じて、咀嚼して、きゃっきゃしていけたら嬉しい。
1話を見た感想
言いたいこと言えたのでやっと感想。
見直しながら感想メモ
最初の門がディアラバかと思ってドキッとした
地図になにか意味ありげな場所はないかな。
塔がある以外は。
「スパイとか斜め上すぎr……」
しゃきーん!
って、シーザーさんの剣が画面まんなかで斜め下にささってくるところすごい好き!アニメっぽい!シーザーさんが両手剣使ってるも嬉しい。かっこいい。働いてる~。
キリエさんが足を引っ掛けるまで、アクセルとカラミアさんも走ってきたスカーレットを避けていたのかと思うとちょっと面白い。
横から見えるカラミア先生の八重歯がかわいい。
カラミアさんが覗きこむ顔、ちょっとドキッとする。
「二人とも俺の同僚だ」
この新鮮な響き!「ボス」「コンシリエーレ」「カポレジーム」の上下がないのとても新鮮。「嫌いだけど上司だから逆らえない」というアクセルとキリエの力関係がどうなっているのか気になる。
「先生は、頼りがいのあるれっきとした大人ですよ?」
とかさあ……もう!カラミアさん……カラミア先生に言われるとどうにもなりませんね、はあ楽しい。はあ~ディアラバかと思った~どきどきした。
1話を見た普通の感想
デフォルメになるともうほんとスカーレットの可愛さが増して増して……どうしたらいいんだろう、めちゃくちゃかわいい。反面、梯さんがインタビューで話していたとおり、掛け合いのテンポが速くてほんとアクセルがしゃべるの大変そうだ。逆に普段の「……」の存在感がしみてくるね。
5分だからどこまでシリアス展開があるかわからないけど、オズマフィアがただのどたばたで終わるわけないと思ってちょっと期待している。ソウのモザイクが外されるのはいつかな。塔には言及するのかな。
次回のタイトルは「救済」。ゲームやってたらくすぐられるキーワード第一位なのでこわい。きっと思い浮かぶようなことに関わる展開には早すぎるとわかっているのに、そこを突いてくるゆーますさんが憎い。手のひらで転がされている。
ディアラバのアニメ好きだったのでちょいちょいそれっぽく見えるのも楽しい。次はキリエさんなのかなーオズカフェに貼ってあったキリエさんなのかなー楽しみ!
やっとひと息ついて思えば、オズアニメが5分で良かったかもしれない。もちろん長ければ長いほどよだれ垂らして見るけど、今の状態が10分も続いたら心が持たない。消化できない。
今回で咀嚼の仕方を学ぶので、二期は30分でお願いします。
おわりヾ(⌒(_•ω•)_